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「臭い」はそのまま「くさい」と読めるように、不快なニオイのことをさす言葉です。
「匂い」は香りと同じ意味で心地よいニオイのことをさす言葉です。
足のニオイは「臭い」と表現されていますね。
冬の季節は厚着や暖房で足裏が汗をかき蒸れて足の臭いがきつくなります。
帰宅し靴下を履いた足をストーブにあてると、靴下から蒸気が出てモワーっと臭います。
靴下を脱ぐと、足の裏がふやけて白く変色しています。
夏場は仕事で外回りをするわけではなく、涼しいエアコンの効いた部屋で靴をサンダルに履き替えて仕事をしているため通気性がよく足の臭いは気になりません。
家にいるときも靴下は履かないので足裏が高温多湿になることが少ないからかもしれません。
足の臭いの原因
足の臭いの原因は、足の皮脂や、皮膚・爪の汚れを餌に繁殖した雑菌から出る排泄物の腐敗が原因です。
雑菌の一つが「白癬菌」、いわゆる水虫です。
汗には酢酸やアンモニアなどが含まれていますので酸っぱいような臭いは酢酸やアンモニアなどの臭いです。
「イソ吉草酸」という脂肪酸の一種はチーズや納豆のような臭いです。
高温多湿な靴の中では、いろいろな臭いが入り交じって独特の臭いになるのでしょうね。
私の足の臭い対策
環境によって人それぞれでしょうが、私が今までに体験した足の臭い対策をご紹介します。
効果があったもの、なかったものいろいろありました。
酢
洗面器に酢を貯めて足を浸す方法です。
子供のころ父親が水虫対策で行なっていた方法です。
酢は殺菌効果があるので水虫の効果は期待できるのですが、足の臭いよりも酢のニオイがきつく、2~3回でやめてしまいました。
EM菌
EM菌とは、有用微生物群(Effective Microorganisms)のことで、1994年に琉球大学農学部教授比嘉照夫が命名した微生物資材およびその関連商品の事です。
農地の土壌の改良や生ゴミの消臭など効果があると言われています。
足裏の雑菌には有用菌を、と思って実験してみました。
足裏や靴の中に希釈したEM液を1週間くらい吹きかけてみましたが効果はなかったです。
消臭スプレー
いろいろな種類の足裏用の消臭スプレーや靴用の消臭スプレーを長年かけて試してみました。
一時的には効果がありますが2時間くらい経つと効果が薄れてしまうのは残念です。
携帯用のスプレーを買って、出先でもスプレーしています。
エイトフォーの靴下の上から吹きかける消臭スプレーは効果がありました。
飲み会などで座敷に上がるときは消臭スプレーを使うのは有効だと思います。
今は、後述する重曹2%液を携帯スプレーに詰めて吹きかけています。
銅
10円玉は銅でできているので消臭効果が期待できると聞いたため、靴の中に10円玉を入れてました。
効果が数値で表現できませんが、たしかに少しニオイが薄れたような気がしました。
靴の中に入れておいた10円玉を取り出すとピカピカにきれいになっていたのが印象的です。
さらに効果を得ようとして銅板を加工して靴の中に入れたのですが、歩きにくかったのと加工が悪かったため銅板で足を切ってしまった失敗談があります。
足を切ったので効果は覚えていません。
今は10円玉も銅板も靴に入れてません。
靴の消臭インソール
100均の消臭インソールを使っていましたが、耐久性もなく、全くと言っていいほど消臭効果が感じられませんでした。
消臭インソールが臭ってましたから。
試しに1,000円くらいの消臭インソールを使ってみましたが、同様に消臭効果が感じられませんでした。
炭
帰宅後に履いていた靴の中に備長炭や竹炭を入れておくと、ニオイが薄れました。
炭は湿気も吸うので効果的です。
100均で売っている炭グッズでも効果は感じます。
今でも靴の除湿のために利用しています。
靴のローテーション
よく履く靴を2~3足用意して、ローテーションして使ってます。
2~3日たてば靴の湿気もとれてサラサラです。
靴の臭いもいくぶんとれている気がします。
5本指ソックス
これは今では必需品です。
5本指ソックス使用前までは足の指がどうしが直接触れ、皮膚がふやけていました。
5本指ソックスのおかげで足の指がどうしが直接触れることが無くなったので、湿っぽさが無くなり快適です。
薬用石鹸
ミューズを使っていました。
殺菌効果があるという宣伝文句なのでお風呂で足を洗うと気分的にすっきりします。
風呂上がりでも足の臭いはしていたので消臭効果が感じられませんでした。
殺菌効果はあると思います。
帰宅後は薬用石鹸で足を洗うようにしています。
そういえば、最近ドラッグストアでミューズを見かけなくなりました。
私はまとめ買いをしていたので気にならな買ったのですが、どうやらミューズに含まれる殺菌成分で規制があったようです。
2016年に殺菌成分であるトリクロカルバンが米国食品医薬品局(FDA)で規制されました。
ミューズもトリクロカルバンを含んでいたので、商品が無くなるのかなと思ってましたが、トリクロカルバンを取り除いてまだ販売しているようです。
逆性石鹸
お風呂でカラダを石鹸で洗ったあとに逆性石鹸で足を浸していたことがあります。
逆性石鹸は消毒作用が強く医者もよく利用しています。
10分くらい足を浸すのが面倒なことと、冬場から始めたので寒くてすぐにやめてしまいましてので効果は不明です。
医者がつかうくらいだから、薬用石鹸同様に殺菌効果はあるのだろうと思います。
アルコール消毒
足裏に消毒用アルコールを噴霧するとスースーして気持ちがいいですが、足の臭いは消えませんでした。
オキシドール消毒
足裏にオキシドールを塗っても足の臭いは消えませんでした。
足の爪と皮膚の間にオキシドールを塗るとシュワシュワして雑菌が消毒されているようで気持ちがいいです。
市販の水虫薬
私は水虫持ちで現在爪水虫になっています。
爪水虫も臭いの原因のひとつですが、前のレポートで紹介した「エフゲン」によって爪水虫は見た目は完治しました。
しかしながら、また再発している状況です。
参照:爪水虫なの?
患部の爪からの臭いはしないのですが、足裏からの臭いは相変わらずでした。
「エフゲン」以外では軟膏、スプレータイプの水虫治療薬もいろいろ試しましたが、水虫は治らないし、足の臭いも軽減することはできませんでした。
重曹
重曹はいろいろな有用な効果を発揮します。
キッチン回りの油汚れ取りの効果、消臭効果、入浴剤に含まれる保温効果、胃酸を押さえる抑酸効果、ケーキなど食品を膨らませる効果などなど、昔からの自然成分です。
靴の臭い取りに帰宅後に重曹を目分量で小さじ一杯そのまま靴に入れていたことがあります。
臭いも結構とれて効果抜群と思ってました。
翌朝は靴に入った重曹を振り払っていたのですが、ある時から重曹を振り払わずに出かけ続けいつもより足が湿っぽく感じられました。
職場ではサンダルに履き替えるのですが、夕方になると足が湿るというより濡れているようで生臭い臭いを発していました。
今から思えば、重曹の保温効果で足裏が多汗になっていたのだと思います。
そのためサンダル履きにも関わらず靴下についた濃度の高い重曹のため高温多湿になり、雑菌が増え生臭い臭いを発していたと思います。
重曹はそのまま使うのではなく希釈してから使いましょう。
今では、2%くらいに薄めた重曹液を靴内にスプレーして消臭効果を発揮しています。
塩化アルミニウム液
靴の中へ重曹を入れるのをやめていたのですが、足裏の多汗症は治りません。
そのころ火傷した箇所が化膿してきたので皮膚科に行きました。
ついでに多汗症の薬を貰いました。
塩化アルミニウム20%液です。
この薬は保険適用外品といわれたので高いのかと思ったのですが、20mlで200円くらいでした。
風呂上がりに足裏に塗布したら、3日後には靴下が濡れるような汗をかかなくなりました。
足の臭いも生臭さがなくなりほっとしたのを覚えています。
実際に即効性のある薬だったので副作用を調べたら、かゆみや灼熱感がある、と書いてありました。
私の場合は、副作用は出ていなかったです。
まとめ
人、環境によってそれぞれでしょうが、私の経験上の足の臭い対策のおすすめをお伝えします。
【靴】
・靴を脱いだ時に重曹2%液を吹きかけ臭い対策を。
・靴内に炭を入れて湿気除去を。
・2~3足の靴をローテーションして使う。
【靴下】
・指間の通気性の良い5本指ソックスがオススメ。
・靴を脱いだ時に重曹2%液を吹きかけ臭い対策を。
【足裏】
・帰宅後は薬用石鹸で殺菌を。
ご参考になれば幸いです。
以上、ありがとうございました。
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