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ロマン溢れる不動産を見つけました。
最寄り駅から約384,400km、徒歩約9.1年の更地約1,200坪が2,700円です。
一坪44銭で第三期分譲中です。
でも徒歩では行けません。
どこ?
天に浮かぶ「月」です。
電気、水道、ガスなどインフラは整ってませんが、更地で2,700円です。(2018年1月11日時点)
いつ行けるか判りませんが、夢がありますよね。
月の土地って?
どうやら、デニス・ホープ氏と言う人が屁理屈を捏ねて、月の土地の不動産販売を始めたようです。
月の土地を販売しているのは、アメリカ人のデニス・ホープ氏。 (現アメリカルナエンバシー社CEO)同氏は、「月は誰のものか?」という疑問を持ち、法律を徹底的に調べました。すると、世界に宇宙に関する法律は1967年に発効した、いわゆる宇宙条約 しかないことがわかりました。この宇宙条約では、国家が所有することを禁止しているが、個人が所有してはならないということは言及されていなかったのです。
この盲点を突いて合法的に月を販売しようと考えた同氏は、1980年にサンフランシスコの行政機関に出頭し所有権の申し立てを行ったところ、正式にこの申し立ては受理されました。
これを受けて同氏は、念のため月の権利宣言書を作成、国連、アメリカ合衆国政府、旧ソビエト連邦にこれを提出。この宣言書に対しての異議申し立て等が無かった為、LunarEmbassy.LLC(ルナ・エンバシー社:ネバダ州)を設立、『月の土地』を販売し、権利書を発行するという「地球圏外の不動産業」を開始しました。
月のどこの土地が買えるの?
2018年1月11日時点では、第三期分譲地を販売しています。
以下の場所だそうです。
土地権利書は貰えるの?
2,700円で月の土地を購入したら、権利書は送料無料で送付されます。
下の画像は、ルナエンバシージャパンで発行されている月の土地権利書3枚です。
左から、月の土地権利書/月の地図/月の憲法です。
購入後の送付内容は、月の土地権利書/(和訳・A4)/月の憲法(和訳・A4)・土地所有権の宣言書コピー(英文)・オリジナル封筒です。
【送付内容】
・月の土地権利書/月の憲法/月の地図 (縦35.5cm×横28cm)
・月の土地権利書(和訳・A4)/月の憲法(和訳・A4)
・土地所有権の宣言書コピー(英文)
・オリジナル封筒 (縦38cm×横30.5cm)
月の憲法って?
公式ホームページでは以下のように月の憲法を制定しています。
前文
われら、輝ける月面の地主らは、所有権と個人的発展のためのわれらの利己的な必要に基づき、ここに、完全なる自治のための全体構想を制定する。
われらは、高度に成長した個人からなる、強固で、博識を持った団体であって、われらが知るところの政府統治の無用性に対し、深い洞察力を有す。この知識を持って、われらは、自由とルナ・ウェイ(月の流儀)に向けたわれらの継続した発展の可能性を保障するため、この抜本的手段を講じる。権利宣言
1. あなたは、あなた自身の心に従う権利を有します。人間としての尊厳と栄誉を求めて。言論や 信教、不動産管理、所有の自由、そして幸福を追求するために。
2. あなたは、以下に則り、自身の不動産を利用する権利を有します。
A. あなたは、あなたが選択したいかなる人物・生物に対しても、あなたの不動産を賃貸しすることができます。但し、借主は、この権利宣言を遵守しなければなりません。
B. あなたは、あなたが選択したいかなる人物・生物に対しても、あなたの不動産全体を、売 却、委託、あるいは遺産として譲渡する権利を有します。但し、不動産を取得した者は、取得後30日以内にLunar Embassy(リオ・ビスタ、カリフォルニア州、アメリカ合衆国)に所有権を登録しなければなりません。
C. あなたは、あなたの不動産を、最大10以内の範囲で再分割し、分割した不動産を、あなたが選択した人物、生物、企業に販売することができます。10を超える再分割は、現行の大使権契約に違反するものであり、罰として、所有権が剥奪されます。この場合、所有権に対する補償を求めることはできません。
3. あなたは、望ましくは月面の美観を損ねないよう、地下構造の建造物を建設する権利を有します。しかしながら、すでにある近隣環境の美観を損ねないかぎり、月の過酷な自然条件から居住する人間を保護するため、論理的必然性から着想され建設された完全な建造物を建設することができます。
憲法
第1条
地球の月は、不動産所有者らの投票による正式な政府が実現し、その機能を開始するまでの間、ある一人の人物、以下”Head Cheese”、によって暫定的に統治される。この資格は、要求されたものであって、獲得されたものではなく、要求されていないものではありえない。”Head Cheese”は、以下、永遠が終わるまで、デニス・M・ホープの名で知られる。本憲法、および本条文は、下院議員、上院議員、大統領、副大統領の選出に当たって、不動産所有者および居住者それぞれに各1票を与える、民主的プロセスの必要性を明確にするものである。本憲法/権利宣言の修正に際して、”Head Cheese”は、必ず助言を求められるものとし、彼の生命が続く間、最高位代表者として認められた地位にとどまる。初代不動産所有者として”Head Cheese”は月における唯一の認定された土地販売者であり続ける。
第2条
“Head Cheese”および選挙によって選出された月政府の代議員は、人民の、人民のための、人民による政治を行うものとする。政府が負う責務は、月の市民が自信を持って自由と幸福を追求できるよう支援することである。「”Golden Rule”(大切な原則)」に則って、統治するものとする。すなわち、「自分がしてもらいたいように、他の人にしてあげなさい」ということ。
第3条
月の市民の民主的政府が実現するまで、”Head Cheese”は全知全能であり、幸福と民主的自由の追求を保証するため、必要に応じ憲法/権利宣言を修正することができる。Lunar Embassyは、月で問題が生じた場合、その解決にあたることが認められる。
第4条
Lunar Embassy(リオ・ビスタ、カリフォルニア州、アメリカ合衆国)から、特に許可が与えられた場合を除いて、何人も、営利目的の取引を生じさせるという明確な目的を持って、所有する不動産を再分割してはならない。本条文に違反した場合、前述の不動産の所有権は、直ちに剥奪されるものとする。
第5条
Lunar Embassy、あるいはその委任代理人、あるいは大使によって直接、あるいは間接的に販売された土地において、武器の使用は、これを認めない。月に武器を持ち込んだり、あるいは武器を持ち込ませた者は、その不動産に対する所有権を失い、地球に追放されるものとする。この場合、支払済みの代金、不動産、造成や改善などは、全てLunar Embassyに戻される。この規則に、一切の例外は認めない。作業、建設、調理などの道具類は、月居住者や月訪問者に対する武器として使用されない限り、道具類とみなす。
第6条
いかなる個人、企業、政府機関であっても、月を、探査用車両、電池、宇宙船、廃棄物など不用品の保管場所として使用した場合は、Lunar Embassyに対し、莫大な罰金を支払わなければならない。妥当と思われる期間以内に課せられた罰金を支払わない不動産所有者は、月から追放され、以後、月のいかなる部分についても、二度と訪問や利用ができないものとする。
第7条
唯一”Head Cheese”だけが、地主、生物、他の惑星政府あるいは宇宙存在に対し、宣戦を布告することができる。月政府も、この裁定に従わなければならない。
第8条
“Head Cheese”によって、その権限が月政府に引き継がれるまで、Lunar Embassyは、月の全ての不動産の販売者であり、全交通についての認可、建築許可、税、必要な社会資本建設のための収入を生じさせる権限を有す。
結び
最初、1980年11月22日「月独立記念日」に、この文書を作成・署名し、その後、2000年9月27日に修正を加え、私、Dennis M Hope”Head Cheese”は、ここに、これを汝、我が忠臣に与える。
土地の維持管理費用は?
なんと、購入後の管理費用等は一切必要ないです。
誰が買ってるの?
すでにアメリカでは、2人の元大統領を始め、ハリウッドの著名人やNASAの職員も購入しており、全世界でもすでに130万人以上の人々が月のオーナーとなってい ます。
日本でも弊社が代理店となった2002年3月より本格的に販売が開始され、すでに約15万人の方々がオーナーとなっています。
まとめ
一般市民が月へ行けるようになるには、あと何年かかるのでしょうね。
将来、月に気軽に行けるようになっても、この月の土地の権利も有効であれば素敵ですね。
早くインフラ整備されることを願ってます。
月の土地が安い時期に購入して、子々孫々まで家宝として大事に残しておくといいことあるかも知れません。(笑)
以上、ありがとうございました。
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