2018年1月2日19:48ごろ、埼玉県南部、千葉県北西部で震度3の地震が観測されました。

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2018年1月2日19:48ごろ、埼玉県南部、千葉県北西部で震度3の地震が観測されました。

さすがに気象庁は2分くらいで地震速報がホームページで公開されました。

その後、1分ぐらいでNHKの速報が放送されています。

みなさんは地震発生中、何か行動をしましたか?

我が家ではストーブの上に鍋やヤカンがおけて温めることができるタイプの石油ストーブです。
今回の地震が震度5ならば、ストーブが前後左右に動いて、鍋で温められた熱湯が周囲に振りまかれたと思うとぞっとします。
ストーブの火は自動的に消えるでしょうが、熱湯はそうもいきません。
昨日も不注意で鍋の熱湯をこぼして足を火傷したところです。

もし我が家のような石油ストーブを使っている家庭があれば、大地震が起きた時はストーブからできるだけ離れることをおすすめします。

スーパームーンと地震の関係

なぜこんなに神経質になっているかというと、2018年1月2日はスーパームーンと呼ばれる地球と月の距離が近接する日です。

壮大な天体ショーで地球に影響がないわけがありません。

スーパームーン前後1カ月は地震が起こりやすいと聞いたことがあります。

2011年3月20日、9日前の3月11日に東日本大震災が発生しています。
2016年11月14日、1カ月前の10月21日に鳥取地震が発生しています。

スーパームーンと地震の関係は無いわけではないと思います。

恐怖をあおっているわけでは無いですが、地震の備えはしておくことに越したことはありません。

災害時の「3・3・3の原則」

私の尊敬する人の一人に池田整治さんという元自衛隊陸将補の方がいます。
阪神・淡路大震災と有珠山噴火災害の発生時、自衛隊の運用責任者として現地で活動した経験の持ち主です。
現在は「日本人のヤマト心を取り戻す」と称して、真実を伝えるために全国各地で辻説法を行なっています。

その池田さんが地震等サバイバルのための「3・3・3の原則」を提唱しています。

参考になればと思います。

大地震が発生した場合の行動のポイント、それは私の経験からすると、まずは自己責任で身を守り、「30秒、3分、3日」のポイントを踏まえて、行動することが大切です。

(1) 激しい揺れの30秒(自己責任)

地震の最大の揺れは30秒続きます。
30秒間は、自分のことだけで精一杯です。

この間は、自分で確実に生きることを考えましょう。
この30秒間はあくまでも自己責任の範囲なのだと心得てください。

とくに就寝中は動けませんから、いつもタンスの前を避けて寝るようにする。
タンスはあらかじめ耐震金具でしっかり留めておく。

一軒家ならばできるだけ2階で寝るなど、
ちょっとした習慣が生死を分けることになります。

(2)3分で確実に生き延びる処置(家族責任)

最初の30秒間を生き残ったら、次の3分以内にすべきことがあります。
それは家族を助けること、家族責任です。

まず、ガスなど火の元を断ち、安全な場所に移動します。
普段から家族で話し合って避難場所を決めておくことも大切です。

海岸線地域に住んでいる人は、あらかじめ決めている50メートル以上の高台に急いで避難します。
高台がない場合は、考えるよりも海岸線から10キロメートル内陸部に即移動することです。

路面はガラスだらけと想定し、普段からスニーカー、運動靴を取り出せるようにしておくことも大切です。

(3)3日のサバイバル(隣組責任)

次に、3日間のサバイバルです。
3日間何とか生き残ることが出来れば、レスキュー、自衛隊が援助に来ます。

それまでの間を生き延びるのです。
この間、お隣、近所同士で助け合うことも必要です。

隣組責任です。
普段からお隣のおばあちゃんが、家のどこに寝ているのかを教え合うような
温かい人間関係を築いていれば、非常事態に役に立ちます。

瓦礫の山でどこに住民が埋もれているかわからないようなケースの場合、
一軒一軒声をかけて捜索するよりも、住宅構造や家族関係を熟知するお隣の
「あのお年寄りはいつも南の部屋で休んでいる」というような情報があれば、
素早く探し当てることができるのです。

実際にこのような些細な情報が役立ち、いのちを助けられた例がいくつもあるのです。

(4)3週間で自立準備

避難所生活を送ることになった場合、積極的な「活動」が自立へのきっかけとなります。

トイレ掃除、荷物の運搬など積極的なボランティア活動が、共同生活を和ませ自立への準備となります。

(5)3ヶ月で集団生活からの自立

3ヶ月の時間軸では、人生の再出発を考えましょう。
避難所を出て「新たな人生」に向かうのです。

引用元:池田整治 【公式ホームページ】

まとめ

2018年1月31日も皆既月食という天体ショーがあります。

不安を煽る気は毛頭無いですが、もしもの災害に備えておくのは無駄なことではないと思います。

保存食や水、燃料など自分の家族のために3日分は備えておくことをおすすめします。

我が家はペットボトル24リットル、保存の効くそうめん12食分、カセットコンロ、ボンベ12本は常にキープしています。

3カ月に1回は消費し、入れ替えています。

「備えあれば憂いなし」を実践してみませんか?

以上、ありがとうございました。


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