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総務省では、5年に1回行われる国勢調査が行なっています。その国勢調査による人口を基に、その後における各月の人口の動きを他の人口関連資料から得て毎月1日現在の人口を算出しています。
各年10月1日現在人口の推計は、第1回国勢調査が行われた大正9年(1920年)の翌年、大正10年から行っています。
また,各月1日現在人口の推計は,昭和25年(1950 年)国勢調査以降行っています。
国勢調査は戦後くらいから行なっていると思ってましたが、約100年前の大正時代から行なっていたのはびっくりです。
統計には総人口と日本人人口があり、以下のように定義しています。
総人口=基準人口(総数)+自然動態(日本人・外国人)+社会動態(日本人・外国人)
日本人人口=基準人口(日本人)+自然動態(日本人)+社会動態(日本人)+国籍の異動による純増
*自然動態=出生児数-死亡者数
*社会動態=入国者数-出国者数
*都道府県別人口においては,社会動態に「都道府県間転入者数-都道府県間転出者数」を加算します。
1920年(大正9年)からの総人口推移
国勢調査が行なわれた1920年からの総人口推移を見てみましょう。
縦軸単位は千人です。
2017年のデータは7月1日の確定値、それ以外は10月1日の統計データです。
1941年~1943年までは太平洋戦争のためか統計データがありませんでした。
1920年の総人口は5,596万人です。
総人口が1億人を超えたのが1967年(昭和42年)です。
日本人人口の推移
もう一つの統計である日本人人口を見てみましょう。
1950年からの統計データです。
縦軸単位は千人です。
2017年のデータは7月1日の確定値、それ以外は10月1日の統計データです。
総人口が1億人を超えたのが1968年(昭和48年)です。
2017年7月1日では、1億2476万人でした。
2010年の1億2638万人をピークに減少傾向です。
私の職場では結婚しない人が多く、出生率を下げているのは感じます。
また、結婚して子供を授かっても保育園待ちなどの問題で子供はひとりでいい、とこぼしている人もいます。
総人口、日本人人口の差分推移 外国人移入推移
では、総人口、日本人人口の差分推移を見てみます。
1950年からの統計データです。
縦軸単位は千人です。
日本国籍を取得した外国人、日本に住み着いている外国人など、外国人移入推移が判るグラフです。
日本人人口が減少しているのに外国人移入者が増えていることが判ります。
東日本大震災後は、外国人人口は少し減っているのが判ります。
私の職場に中国人がいましたが、震災後は帰国していきましたね。
その後急激に増えて2017年には外国人人口は200万人を超えました。
働き手を移入させている政策の影響でしょうか。
まとめ
2010年をピークに日本人人口が減少傾向にあります。
少子化の影響で年金も数年後には70歳支給になるのでは無いでしょうか。
その対策として、政府は働き改革と称して高齢者を働かせようとしています。
対処療法しか考えつかない役人や議員どもには幻滅します。
高齢者の国会議員もたくさんいますよね。
偉そうにしているだけで、立法府である仕事をしていないように感じます。
国会議員も60歳定年制にすれば、もっとましな政策ができるのではないかと思います。
外国人移入に関して意見を言うとしたら、日本人人口が昔から日本に住み着いている外国人、特にアジア人は日本の文化に溶け込もうとして努力し横浜中華街のように平和な街を築きあげました。
ところが最近は、若いアジア人や中東人が横柄な態度で街を闊歩しています。
こういった日本の文化に溶け込もうとしない外国人が増えているように感じます。
報道も外国人の犯罪も増えているように感じます。
外国人移入は日本の政策の一つかもしれませんが、マナーの知らない外国人を入国させないでほしいものです。
また、在日外国人を議員や公務員にしないでほしいですね。
自衛隊に日本人と同じような様相の在日外国人を入隊させていると聞いたことがあります。
国会議員も日本名を語って在日外国人が多く存在すると聞いたことがあります。
これが本当なら、日本国家存亡のためにあってはならないことだと思います。
本記事は 「人口推計」(総務省統計局)を参考しています。
以上、ありがとうございました。
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